第8章 こたつでプゼレント製作中
でも、どうやってプレゼントに何を頼むのか聞き出そうか…ε-(´-`*)
やっぱさ、ストレートに、
”カズはサンタさんに何を願いするの?”
って、聞くべきだろうか?
いや、でもあの性格だよ?
素直に言うか?
うん、言わないな…(;^_^A
さあ、どうする、俺。
「なぁんだよ、まだグジグジ悩んでんのかぁ? ほら、言ってみろよ。この松岡様が見事に解決してやっからよ」
”ガキンチョ”の気持ちは”ガキンチョ”に聞くのが一番か…
おっと、失礼σ(//ω//)テヘ
「そのですね、プレゼント、どうやって聞き出そうかと…」
「なぁんだ、そりゃ? おめぇ、そんなもん簡単だろうがうよ」
か、簡単って…(^_^;)
俺、これでもけっこう悩んでるんすけど?
「あんな? 手紙でも書かせやいいんじゃねぇの?」
「それはそうなんですけどね? でも見せてくれなさそうだし…」
「はぁ…。おめぇも、つくづく頭硬ぇよな? ココを使うんだよ、ココをよ」
松岡さんの指が俺の額に、デコピンを一発くらわした。
「いってぇっ、何するんすか!」
額を手で押さえ、涙目になる俺を、松岡さんが指差してガハハと笑う。
あぁ、もう!
松岡さんのこと、一瞬でも”ロマンチスト”だなんて思った俺が馬鹿だった。
やっぱり、デリカシーの欠片もない、ただのおっさんだわ(>_<)