第7章 こたつでデリバリー
「あの~、急いでるとこ悪いんだけど…」
私は潤君のズボンの裾を摘まんだ。
「何か…」
潤君のクリッとした目が私を見下ろす。
「あのさ、さっきから気になってるんだけど…、私の…」
「あっ、そっか…、そうですよね?」
私の言葉を遮るように、潤君が手をパンッと一つ打った。
いや、まだ私は何も…
潤君がしゃがみ込み、ズボンのポケットを探った。
そして出てきたのは…
”うずらの卵”サイズで紫色した…何だろう?
「それは…?」
「ちょっと待っててくださいよ?」
潤君が”紫色”をパックンと口に含んだ。
そして、潤君の唾液に塗れた”紫色”をペッと吐き出すと、開いたままになっていた私の足の間に身体を割り込ませた。
えっ、ちょっと?
まさかと思うけど、それを…?
「力抜いててくださいよ?」
「は、はい…」
って、なんで私素直に返事しちゃってんの?
私のアソコに、ヒンヤリしたモノが押し当てられ…
「あっ…あぁ…んん…」
私の中に、”紫色”が、その小さな身を小刻みに震わせながら、どんどん入ってくる。
「く、く、苦しい…っ…」
こんなに小さいのに、これ程とは…
想像もしなかった苦痛に、私は身体を仰け反らせた。
「全部入りましたよ。…つか、俺行かねぇと…。また後で来るんで、それまでソイツ預かっといて下さい」
はあ?
こ、このまま、ってこと…?
ってか、私の蕎麦は…?