第6章 出会い【ラビ】
~とある日の日常~
そんな、騒がしい日々が続く中…
あっという間に、一年が経った。
俺は、途中から笑顔が嘘か本物か解らなくなっていた。
楽しくて、自然と笑えていた。
あれは…
どっちだと言えるんだろうか……
そう考えている中、事件は起こった。
恵土「!二人共危ない!!」ぐいっ!!
ラビ/リナリー『へ?/え?』
神田「!恵土!!」どんっ!
どばっしゃあ!!!
………
どうなってるんさ?;
何で…
どうして……
ラビ「ちっさくなったああああああああ!!!!!・・;」
恵土「科学班め」黒イラッ
神田「また奴等か」黒イラッ
リナリー「え?」きょとん
現状整理↓
恵土が、液を被りそうになる俺を引っ張った。
近くにいたリナリーも巻き込まれて引っ張られた。
神田が庇おうとしたが間に合わず、なおかつ自分もかかった。
図にするとこうなるか?;
リナリー
神田、恵土 俺
↖
液
↓ 数秒後
←リナリー
神田→恵土←俺
↖
液
恵土は二人を引っ張った。
神田は恵土を庇おうとした…
その結果…
全員が液を被った!!;
コムイ「はっはっはっ。仕方ないじゃないか。
でも原液じゃなくてよかったよ、ホント。
原液だったらいつになったら戻れるか解らないし」遠い目
神田「てめぇいっぺん死んで詫びろ!!・・」激怒
リナリー「落ち着いて!!;」
斬りかかろうとするユウを、リナリーは必死に止めてっけど…
神田の気持ちに一票入れたい。恵土も頷いてたし。
その後…
原液がかかることになるのが、それよりさらに2年後になるとは
当時の自分たちは知る由もなかった。
無論、その日一日は…
戦力外ということで、休暇を与えられることになった。