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第0使徒【D.Gray-man】

第20章 終焉




しかし、この島にはノア一族以外は外からは入れず

入るためには、ノアと手をつなぐなどといった手法を取らねばならなかったという。


結果、恵土が手を繋いだことで入れたが

その先にあったのは、自然の力によって文明が成り立っている別の場所だった。



そんなこんなで…

聖戦とやらのバカげた殺し合いを無理やり止め


イノセンスを壊すよりも

共に解り合った上で、各々の幸せを尊重し合い



平和に暮らすことを取った。




わけだが…

ハートを始末したわけでもなし、イノセンスがなくなったわけでもなし、ノアの力がなくなったわけでもなし…


=問題は山済みである;




しかし…


やはり争い合い

何らかの命を奪い合ったことから、仲睦まじくとはいかないようで。




確執はあれど

互いにとって互いが幸せでさえあればいいと考えた恵土により


争いは幾度となく、未然に防がれる結果となり続けたらしい。





結果…


世界は終焉を迎えず、今も在り続けている。





ー完ー



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