第6章 出会い【ラビ】
『心身追い詰められていて
ユウに強がろうにもうまく出来なくて
不器用ながらに、大丈夫だと強がって…
結果的に、潰れるまで頑張った』
ラビ(っつぅ感じだよな。きっと)←落ち着いた
恵土「…」すー
ラビ「泣き疲れて眠っちまったか。
ふあぁ~ねみぃ;」
婦長「ぱっぱと部屋に帰って寝なさい。
明日には仕事があるんでしょう?」
ラビ「はぁ~い」
そう言いながら去っていく中…
相当闇を抱えてることは解った。
誰にも言えねえで
言わねえことで、負担を減らしたくて…
そんな風に考えてばっかで、最終的には自分が潰れることを選んじまう。
そんな、相手を思いやるばっかで
それでたとえ自分が潰れても笑ってられるようなバカだってことは
よぉく解った。
ユウもユウで気を回してるけど
肝心な部分聞けねえで困ってるって感じっぽいなあ。
周囲のも同じような感じで、心配そうな目ェ向けてたし…
結構ハードだな。
警戒心強そうだし、一度懐に入れば大丈夫そうだけど
それはそれで大丈夫なのか、不安になるしなあ;
気分にむらあるし
でも最強なんだよな?;
教団で一番攻撃力があるって聞いた気が…
回想(数時間前)↓
ラビ『そーいや恵土って、どれぐらい強いんさ?』
神田『山を八つは飛ばせるな。一撃で』
ラビ『マジで!!??・・;』
リナリー『違うわよ、神田。
イノセンス無しでエベレスト級の山を八つよ』
神田『そうだな』頷く
ラビ『どんだけ凄いんさ!!??・・;』がびーん!!
まあ…
あんだけ筋肉割れてて武道の達人ともなりゃ当然なのか?;
あんまりよく解んねえけど;
そう考えながら
『とりあえず、今日はもう寝よう』と、俺は部屋に戻った。