第5章 出会い【リナリー】
恵土「私はこう見えても最年長だぞ!
この3人の中では(えっへん」
リナリー「へー」
恵土「18歳!」
リナリー「え!?;」
神田「13歳に見えるだろ、どう見ても」
リナリー「てっきり神田のが年上だと;」
恵土「ずううううん)
そうなんだよ…
5年分成長遅れてるんだよ;(しょぼおおん」
肩落として沈み込んじゃった;
リナリー「あ…
でも、やっぱり一番温かくて優しい感じがしたわよ?^^」
恵土「ホント!?」ぱあ
神田「気ぃ使われてるだけだろ」ぼそ
恵土「一々余計なんだよバカユウうううう!!!;」ぽかぽか
神田「じゃれつくな;」
リナリー「くす)…
二人って、仲が良いのね^^」
神田&恵土『どこがだ!・・;』
神田「腐れ縁だ!」
恵土「刀教えたのは私なのに!」ぷんぷん
神田「うるせえ」
ぎゃいぎゃい言い争ってはいるけれど…
お互い、そういうことを言えないんだなあって
ただ素直になれないだけだって、解った気がした。
そして…
3日後、やっと着いた。
けど……
恵土「…なんだ、これ」
神田「…ぼろぼろだな」
リナリー「…襲撃を受けたのかしら」
その有様はひどく、荒んでいるのが見て取れた。
恵土「ぎり)…」震
ふと元帥を見ると、拳を固く握りしめていた。
その肩は震えていて…
怒りが露わに見えていて……
その直後…
一つの光に、包まれた。
リナリー「!!何?」
神田「恵土のイノセンス…
『ライトニング』だ」
↑
司令室で引き止められ、コムイから聞かれたらそう説明するように言われた
(実際の所、イノセンスではない)
全身に光を纏う中
周囲から、私たちを囲うようにアクマが現れた。