第4章 出会い【ユウ】
恵土「お母さんに教えてもらったんだけどね^^;
でも…
こんなの見たら、また来たくなっちゃうんだ。
おじいさんになっても、おばあさんになっても…
ずっと……さ」
何で…
恵土「ねえ…ユウ。
その時は、隣にいてくれる?^^」
どうして、同じように笑う?
恵土「一緒に、また見たいな…
ユウと、また…
一面に咲き誇った、この蓮を(微笑」
ッ…
まさか…お前が?
――――あの人?
恵土「でもどちらかって言ったら食べたい」
…………
神田「は?」
その言葉に、一瞬で思考が固まった。
恵土「あれ?知らない?
蓮華の花の根、蓮根っていうんだけど…
おいしいんだよね~^^」
神田「は!?・・;」
恵土「きんぴらにして食べるとおいしいんだあ~^^//(にたあ)
日本の伝統料理なのに知らないの?
一緒に勉強したでしょ?
とってもおいしいんだよぉ~^^♪(にこにこ」
『おひたしにするのもありかもねえ~』
そう言いながら
よだれたらしてルンルン気分のあいつを見てると…
神田「っぷ」
恵土「?
ぷ?
何で肩震わせてんの?;」たらたら
神田「バッカじゃねえの^^(くっくっくっ」
なぜか、笑いが込み上げてきた。
そうだよな…
そんなの関係ない。
もし恵土が
あの人でも誰でも、関係ない。
それそのものが、こいつなんだ。
ポカーンとした顔しやがって(にやにや)