第4章 出会い【ユウ】
また…
やらないといけないことが増えた。
あの人に会うこと。
あいつを守ること。
そして…
そのためにも、死なないこと。
恵土「と言っても回復するんだよねえ~」もぐもぐ
神田「?何の話だ?
…(ぎょっ!)
(まさかこいつ、思考読めるのか!?;」たらたら
恵土「いや…
昨日は、勝手に熱でちゃってぶっ倒れゃったけどさあ(ずるずる)
勝手に起きたら回復してるんだよねえ」
神田「なんだ…そっちの話か;」
恵土「何だと思ってたの?」首傾げ
神田「いや…別に」
恵土「ふぅん」
神田「じー)……」
恵土「何見て…
はっ!!そば!!??
あげないよ!?
10年ぶりなんだから!!」どんぶりごと後ろへ引く
神田「いらねえよ;んな細いの」
その時、そばというものを初めて見た。
その時に食べなかったのを悔やんだのは
それよりももう少し先の話だった。
それからは、日本の勉強で…
恵土「日本人たるもの
礼節極めt
神田「お前とは程遠い部類だな」
恵土「誰がだあああああ!!;わああああん!!;」
神田「うぜえ」
殴りかかろうとしてきたから腕をつかんで止めた。
アルマ並みにうぜえ
正座してたかと思ったら
急に跳び上がって襲い掛かってきやがった;
恵土「む~。
まあいいや。
私は日本国籍者からして、ユウよりも先輩だし!(えっへん」
神田「バカのな」
恵土「誰がだアアアア!!;」ぽかぽか
神田「お前以外いないだろ」全然痛くねえ
バカげたやり取りが多くなった。
修業もしなきゃいけねえってのに(溜息)