第4章 出会い【ユウ】
恵土「ユウ~!」
寝ぼけた頭に響いた声…
それは
あいつのようで、あいつではなくて……
恵土「起きてってば、も~!
ハグ!!」ぎゅう!!
……
神田『……
なんだ?このあったかいの?』
とんとん
それは触れてみると人肌で
あったかくて……
どこか、心地よくて…(うとっ)
神田「!!!??;」がばっ!!
恵土「あ、やっと起きた」ぎゅうううう
神田「離せ!!;寝かけたじゃねえか!!;」
恵土「ありゃ;
あ、でも冬の時は抱き締め合って寝れば大丈夫だね!^^」
神田「15歳の考えることじゃねえだろそれ!!」
恵土「え~。
別にいいじゃん。
元帥に湯たんぽみたいって抱き締められたことだってあるし」
フロワ「あはは^^;」
神田「何やってんだ親バカ!!;」
マリ「落ち着け、神田;
今に始まったことじゃない」
神田「いつもやってんのかよ;」ドン引き
恵土「背中流したことあったよね?」
フロワ「うんうん。
個室についてる浴槽でだけね」
神田「あんな風にならなきゃいけねえのか?;」
マリ「いや、人にもよると思うぞ;」
仲良さげに話し合う二人を見ながら
俺たちはただただ冷や汗交じりに話し合うばかりだった;
それからの朝ご飯は…
恵土「味噌汁!^^♪」
神田「みそすーぷ?」
恵土「おいしいんだあ^^」にこにこ
神田「故郷の味って奴か…)
…(ごく)
!!!!」
恵土「おいしいでしょ?」キラキラ
神田「……初めて飲んだ」キラキラ
恵土「中の具も一緒に食べるんだよ?//(微笑」にこにこ←そこはかとなく嬉しそう
素朴な割に、意外とおいしかった。
それは日本独自の料理で、『日本料理』というらしい。