第20章 終焉
ロード「くす)…
その言葉、そのまま返すよ。
一人っきりで無茶してばっかで、抱え込んでばっかで
そういう人が僕らに言える台詞?」にっ
恵土「うっ;」ぐさあっ!!
ロード「でも…」
恵土「!」
ロード「なんとなく、言いたいことわかったよ。
僕らを、一人にさせたくないんだよね。優し過ぎるから。
僕らにとっては、イノセンスもこの世界も
大切な人を奪って、掛け替えのない居場所を、毎日を奪った存在でしかなかった。
好きになんて、なれるはずがなかった。
けれど…
恵土とまた会えて、すっこしだけ変わったんだ。
敵に対しても味方に対しても優し過ぎるから」きっぱり
ティキ「…っつぅわけで、こいつの痛み一番解ってやれる俺らが引き取るわ。
夫になるわけだし」
アレン「は!?;」
恵土「いいよ」
『え!!!??;』
恵土「世界を壊さない&イノセンスに手を出さない&
もう人を襲わないことを条件に。
いい隠れ家があるんだよ」
シェリル「条件が多過ぎないかい?」
千年公「でも十分釣り合いますよ。
愛しの人を取り返せるんですし」だきっ&すりすり(恵土抱き締め頬ずり)
ロード「千年公ずるい、僕も~」すりすり←千年公と同様
アレン「えええ!!??・・;」
ラビ「そんなんアリかよ!!;
解決法としてどうなんさ!?;」
リナリー「帰ってこれるの!?」
恵土「あー。お盆や正月には帰るよ。
墓参りとか歌を歌いに」
『親戚か!!!;』
などといったことにより
和解し合ったわけでもないのだが、理解はし合った。