第4章 出会い【ユウ】
恵土「三食団子~きびだんご~!^^♪」
どうやら5個ずつ買ったらしく、満足げな顔を浮かべていた。
神田「…全部食べたらどうだ?;」
恵土「ううん。
ちゃんとみんなの分は別に分けてもらったから(微笑」
神田「ぽかーん)…」
恵土「何その顔」
神田「意外だ」
恵土「終いにゃ怒るぞ!!;」ぷんぷん
神田「……悪い;」
恵土「ん。いいよ」
随分さっぱりしてやがるな;
さっきあんだけ怒ってたくせに…
本当は穏やかなのか?
まあいい。
それよりも考えごとに戻るか。
あいつは、最初の実験体なのか?
いや
ファーストエクソシストは確か、イノセンスに選ばれた存在。
なら…
神田「咎落ちを唯一免れた実験体ってことか?」
恵土「んー?(もぐもぐ)
あー。
そういえばヘブラスカ言ってたっけ」
神田「ヘブラスカ?;」
聞き覚えのない奴だな←当時、本部にはいったことがないため知らない
恵土「んっと…
イノセンスを体内に入れることができる人。
私はイノセンスを生まれながらに
近くにあるものなら発動できるの。
それが解ったのは5歳の時だけど。
で、それなら咎落ちしないだろってことで
実験体としてイノセンス体内に入れられて
その力を引き出すために拘束されて…………」
神田「?どうした?
急に押し黙って」
恵土「くらあ)…」
神田「おい!?;」
ばたーん!
何で急にぶっ倒れんだ!!??;