第20章 終焉
教団本部が瓦礫の山になっていた。
わけなんだけど、どこかで見たような気がするんだよなあ;
う~ん。どこでだっただろう;
あ!
夢で見た、リナリーが瓦礫の上で泣いている時のだ!
確かこんな風に壊されていて、泣いてて…
正夢?なわけないよな;(苦笑)
一人でそう考えている中、ティキ・ミックの方では…
ティキ(…今度こそ…
必ず、守ってみせる)ぎゅう
千年公の所へ辿り着こうと歩きながら
そう恵土を、大切そうに頬を撫でながら抱き寄せていた。
その温もりと
温度を感じながら、少し笑って…
そうして、僕らの方はというと……
リナリー「やっぱり、他の皆は移動させられていたわ」
神田「もういいだろ。
本部は崩壊、ノアから襲撃を受けている。
おそらくヘブラスカもイノセンスもアジア支部に瞬間移動させてるんだろ」
リナリー「正解!よくわかったわね^^」
神田「あいつが考えつきそうなことだ。チッ
いっつもいつも人のことばっかで自分が傷付くことは何とも思わねえクソバカヤロウが」イライラ
黒いですよ、表情が;
アレン「むっ)そこまで言うことはないんじゃないですか?」
神田「言われるまでもなく、その言葉そのものが恵土だろ」
アレン「確かにそうですが言い方ってもんがあるでしょ。
何だって乱暴な言い方しか出来ないんですか」イラッ
神田「黙れ。うぜえんだよ一々。
でしゃばってくんじゃねえ」
アレン&神田『イラッ)・・』バチバチ睨
ラビ「平常心だろ!;冷静冷静!;」
『黙れ!狩るぞ!』
ラビ「ええ~;
(はっ)あ、二人にとってはこれが普通か」←今気付いた
今更過ぎますよ、ラビ;
神田と睨み合う中、僕はふと思った;