• テキストサイズ

第0使徒【D.Gray-man】

第20章 終焉




ティキ「っと。時間か。

恵土を回収しねえと」
アレン「くそ!待て!!」


この距離なら、クラウンベルトで!

くそ、間に合わない!
まさか風もすり抜けられるのか!?



ティキ「全部教えてやるつもりなんざねえよ。

じゃあな、しょーねん♪」にやっ


恵土を掴んでから透過ですり抜けるのを見た瞬間

周囲の全てが、瓦礫と化した。



凄まじい爆風がやんで、起き上がってみると…

そこにはもう、知っている教団はなかった。


アレン「…くそっ!」



悪態をつくと、すぐ傍で起き上がるような

瓦礫が落ちていく音が聞こえた。


リナリー「いたたっ…;」

アレン「リナリー!?大丈夫ですか?」

リナリー「あ、うん。

瓦礫を被っただけ」


ラビ「ったく;ひでえありさまだ;」

神田「どっちにしろ破棄するつもりだったんだ、どっちでも同じだろ」
ラビ「同じとは言い難くね?;」


即座にツッコんでいたけれど、そんなことは頭に入らなかった。



アレン「恵土さんを…取り返しに!」だっ!

リナリー「ちょっとストップ!
(ぎゅっ!(アレンの手を掴んで止める))


まずは連絡をとって、どういう状況になってるかだけでも聞かないと!
どこでもいいから突っ走っていったって、解決が早まるわけないでしょ?

まずは何がどうなってるかを整理するのが先決!」


アレン「…あ。

はい。
すみません、頭に血がのぼってました;」←理解した

リナリー「いいのよ。
私も任務の時、同じようなことがあったから^^

さっきの言葉、恵土ちゃんの受け売りなの(にっこり」


アレン「あ、なるほど。

恵土さんらしいですね」


リナリー「『急な事態や危険な時ほど、冷静さを忘れずに』

この言葉、結構気に入ってるの^^♪」←ゴーレム持ってる

アレン「へえ~」←ゴーレム持ってない&置いてきた

ラビ「そういや言ってたな♪」微笑←アレンと同様

神田「恵土の受け売りはもういいからぱっぱと連絡しろ。
こっちのが緊急事態だろ」イライラ&腕組←アレンと同様



そのやたらと説得力がある言葉に納得している頃


リナリーは、神田の乱暴な言葉にせかされるように

ゴーレムを取り出して、アジア支部と連絡をとりだした。


/ 410ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp