第20章 終焉
恵土「!!…」
神田「おい、話はまだ済んでねえ。
その紋様や力の意味は何だ?
始祖神の魂とは…何なんだ?」
そんな質問をする中、恵土は違う所を見つめていた。
何かに、引き寄せられているかのように…
恵土「やばい!(ぞわっ!」
ラビ「?何総毛だってんさ?」
アレン「寒いんですか?もしや怪我でまだ熱が!?;
毛布毛布!;」あたふた
リナリー「あ!
そこじゃないわよ、アレンk
アレン「うわあああああ;」
どどどどど(雪崩式に詰んでた荷物がアレンに落ちていった)
ラビ「大丈夫かアレン!?;」
凄いテンポよく事象が置き、駆けつけるラビだったが
そのワイワイとした騒がしさ
&未だに違う方向を向き続けている恵土に、苛立ちを感じないわけはなく…;
神田「そこうるせえ!!
それよりも人の話を聞け!」
恵土「!!危ない!!」
ぽおおおおお!!
恵土「ライトニング、発動!!」
そう叫ぶと同時に、左手の甲が熱くなり
紋様が浮かび上がると同時に、白い光が周囲へと瞬く間に拡がっていった。
恵土「エクソシスト以外&大事な荷物を全部、アジア支部へ!
光同化&光速移動!!」
神田「おい!!」
恵土「続いて
私以外のエクソシストに結界!!
よしギリギリ間に合った!!」
神田「聞けっつってんだろうが!!;」
その叫びもむなしく、返ってきたのは
どごぉおおおおおおお
凄まじい爆音と共に、恵土が壁ごと吹っ飛ばされたという事象だった。