第20章 終焉
ティキ「……;
そうだとしても、尋常じゃない苦しみっぷりだったぞ;」
ロード「…大丈夫。
何とか押さえられるようにやってみるよ。
夢を通してね」
!
そうか…
もともと、そういうのができるから二人は……
ティキ「っ~;
(理解足りてねえのは俺の方かよ!;」ガシガシ
理解してから、俺は一人で後頭部を乱暴にかいてから
ティキ「…頼む」90度お辞儀
縋れるのはもう、そこしかなかった。
決起をするにしても、準備がいる。
分かっちゃいるけれど…
あんな状態を見たら、それどころじゃない。
切羽詰まって、見ていられなくて…
視野が狭まって…
どうしようもなく、焦ってしまった。
ロード「あ、ティッキーを叩き入れるだけだから大丈夫。
夢のような一時味わってきてね」
………
ティキ「って結局俺かよ!!;」ずがん!!←ショック
ロード「だってえ~
一番恵土が落ち着くの、ティッキーといる時なんだからしょうがないじゃ~ん。
神田とかの方がよかった?」
ティキ「よくねえ!!
俺以外の男といるのは全面禁止だ!!」ガルル
ロード「敵対心丸出し~。
そんだけ嫉妬ばっかしてると嫌われるよ~?」
ティキ「恵土がそんなんで嫌うか!」がうっ
ロード「嫌わないだろうけれど、少しぐらいは束縛といたら?」
ティキ「まだ触れてさえもいねえよ!;」
ロード「やきもち妬き~」にやにや
ティキ「面白がって言ってるだけだろお前!!;」
っていうか
千年公も黙って突っ立ってねえでなんか言えよ!;
千年公「ぷくくっ//♪
やっと一緒に居れるから独占したいんですね♪」によによ
ティキ「確かにそうだがにやにやすんな!!//;」
なんか、こっぱずかしくなってきた…//;
結局…再び本部へ襲撃して、恵土をさらうためにも
そのゾンビなんちゃら事件の遭った日から、三日経つまで
意識不明のままの恵土の夢に、俺は出続けて励ますことになった。