第19章 お引っ越し
ぼんっ!!
あの魔法のコーヒーを飲んでから
ぴったし6時間も経つと、白い煙と共に猫の姿は消えてコムイに戻った。
リーバー「室長おおおおおおお!!!」
コムイ「いやだいやだ;
仕事に戻るなんて嫌だああアア!!!;」
だだだだだだだだだだだ
命がけの決死の表情で走りまくっている中
コムイ「あ!恵土ちゃん恵土ちゃん恵土ちゃんんんん!!;」
恵土「ん?」くるり
がしぃっ!!(両肩掴む)
コムイ「今再びダークマターをここにいいいい!!;
あの暗黒の魔法コーヒーをおおおお!!!;」
恵土「お断りしまーす」淡々
コムイ「ええええええ;」
恵土「今、アフリカ語と南米とロシア語と中国語と」
コムイ「翻訳だって言うんだろ!?;
他の人にやらせればいいじゃないか!!;」
恵土「イギリス英語とアメリカ英語とフランス語とドイツ語とギリシャ語とウェールズ語とアイスランド語とイタリア語とエストニア語とスペイン語と中国語とトルコ語とポルトガル語と…
あと他にもまだまだあるけどそれを全部押し付けろと?」
コムイ「どんだけしょい込んでるんだい!!?・・;」←声引きつってる
リーバー「恵土は凄いんですよ、格闘筋肉バカに見えて。
500か国語の翻訳、全部できるんだから。
1000ページレベルなら、たった数分で!
最強の生物兵器ですよ!!^^
はっはっはっ!」ぽん!ぽん!
恵土「それはあんまし嬉しくない称号だな;」
そう肩を叩きながら自慢げに叫ぶリーバーに…
ある書類を指さされた。
リーバー「あれ、全部恵土が一人で片した仕事ですよ」
その山の厚みは…
軽く、5mを越えていた。
コムイ「……いつも、やってるのかい?」
恵土「暇がある時にだけど、要請があったらすぐ駆けつけてやるよ?
いつも助けられてるし。
それと例の薬の余りはあるけど偶然の産物だから。
一々手順憶えてない。
熱したり冷やしたり爆発させたり凍らせたり一瞬で気体にしたり濃縮させて液体に戻したり1秒に380回転ぐらい撹拌させたりだとか、色々複雑にしたし」
コムイ「…うん、ありがとう。
仕事、頑張るよ」かたこと
なぜか、ふらふらと立ち去っていった。