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第0使徒【D.Gray-man】

第19章 お引っ越し





「世界創造者の魂」…

世界を意のままにできる、唯一の存在。


その力を解放せし者は、白い浄化の如き光に包まれ

白銀に包まれたその姿、まさに神。




唯一文献として遺されたのは、それだけだった――




―――――――――――――――――――――


その頃、私はというと…

この力と、向き合っていた。



力を出すんじゃない…

押さえつけるんじゃない。


開放する。



一人だけの、ものじゃない。


全てが、一つという存在の一部。




もともと、私たちは一つだった。



戻すんじゃない。戻るんだ。




恵土「我が身に宿りし御霊よ。

精霊、森羅万象…天地を創造せし者どもよ。


我が眷属の力、今再びこの身に宿したまえ」


そう呟いた瞬間

紋様を通して、体内に力が流れ込んでくる感覚が蘇ってきた。



恵土「焔(ホムラ)、灰塵!!」


そう叫んだ直後、炎に似た感覚が私を包み込んだ。



空間を壊さないように、慎重に…


トゥルー『あなたなら、きっとできる』



ふと、考えていると声が聞こえた。


始祖神(?)だっけ。の声?



心の底から湧き上がってくる声は、続いた。



トゥルー『私は

永遠に、この世へ戻れないものだと思っていた。


神としての身体を失ってから、ずっと…

見ているしか、出来なかった。



でも…

遠くない未来を視て、知ったから。


幼恵土『だってさあ、神様って見てくれてるんでしょ?

なら…笑ってて欲しいから^^』



だから…

私は、この人に宿ると決めた。


この人だから、共に存在することができた。



悪の心を宿さない人に…

決して、悪の心に屈しない


強い善の心に満たされた存在に……』



どう思われようが知ったこっちゃない。


私は私の、やりたいことをするだけだ!




教団各員『あー!うー!』


立ち向かうは、ゾンビ集団!!



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