第19章 お引っ越し
アレン「……誰も居ませんね」
ラビ「立ち入られないようにされてら」
神田「使う必要もないんだろ。
今となっては、それを使う理性さえもぶっ飛んでやがるからな」
恵土「ははっ。言えてる^^;
とりあえず、私はアレンにやったのと同じ方法で
感染を片っ端から止めて、ワクチン作って注射させてくから
そっちはアジア支部に避難してて。
ワクチンできたら、アレンにも最後にぶすりと^^」
アレン「ブスリって…;
やだなあ;」
恵土「あんなゾンビになりたい?」
アレン「そっちのが嫌です!」
神田「…くれぐれも無茶はすんなよ」じっ(恵土睨)
ラビ「絶対生還しろよな!任せた!」ぐっ(拳握)
アレン「はい!僕も行きます!」しゅばっ!(挙手)
恵土「お断りします」ぺこり
アレン「え!?;」
恵土「一々止めるために意識外に向けてたら、その間にやられそうだし。
それよりも、一刻も早く元のホームに戻したい。
こんな形での壊滅なんて、私は望まないからさ^^」
アレン「…恵土さん;
(本当は、ただでさえ弱り切ってるのに;
その体に鞭をうってまで;)
…(ジーン)
優し過ぎるんですよ;」ぐすっ
恵土「?誰でもそうだろ?」きょとん
ラビ「ナチュラルにすげえんだよな、恵土って;」
神田「ちっ。お人好しが」
アレン「むっ)そこは舌打ちする所じゃありませんよ、神田」
神田「…後で説明しろ。
その姿も、その左手の紋様も全部だ」
恵土「…解った^^」
そう笑ってから
三人をゲートに押し込んで、避難させた。
よし!
やっと、行動開始だ!!