第19章 お引っ越し
恵土「…コムビタミン?;」
ドンガラガッシャーン!!
外は嵐。
あの時、病室に入ってきた明かりは雷。
雷の轟音が鳴り響く中
事の一部始終を聞いた私は、内容を整理していた。
本部内は死霊の山
じゃなく
コムイが作った対残業用ウイルス「コムビタミンD」に感染し、亡者と化した団員で溢れている。
これにより止まってしまった引っ越し作業を再開させるべく
コムビタミンDの原液を摂取した感染源を捕獲し、抗体(ワクチン)を作り出すこととなった。
が、元帥たちの襲撃に遭い
この三人は爆風によって吹き飛ばされ&はぐれてしまい
亡者が一番いなかったこちらにやってきたと…;
アレン「ちなみに
この事態の元凶である当の本人に、反省の色は全くなしでした」イライラ
恵土「?あれ?
アレンの目が変」
アレン「僕も噛まれてるんですよ;
左腕だから遅いみたいですけど;」
恵土「ふむ…」
ラビ「あ!恵土の力なら治せるんじゃね!?」キラキラ
神田「名案みてえに言ってんじゃねえ。
ただでさえ無理がたたって昏睡してたんだろうが!
無理させんな!」イライラ
ラビ「悪ぃ;」ずううん
恵土「…」ぽおお
『!!』
アレン「ちょっ;
無理して発動させなくても」
恵土「…
あ~;
こりゃ確かに感染源見つけないと無理だ;」どさっ←ベッドに横になる
アレン「い!!?;」びくっ!
恵土「まあ…
感染源は多分クロウリーかな」
アレン&ラビ/神田『へ?/は?』