第19章 お引っ越し
リナリー「テキーラは飲んじゃダメって止められてたのに
興味が勝って、つい飲んじゃって。
私も飲んだけど倒れたわ」にこにこ
神田「あの…(ふるふる)
くそ親父いいい!!!」ぶちっ!!
アレン「ちょっ!;待って下さい神田あああ!!;」
ラビ「落ち着けって!!;」
だだだだだだだだだだだ
三人がその場から走り去っていく中
恵土「え?え?;」←混乱中
混乱で、頭が固まってしまった。
リナリー「ほら。
神田がテキーラ飲んでた時、私たちもいたじゃない」
恵土「あー」
リナリー「あの時、神田はティエドール元帥と一緒で。
その談話室に私たちが入って
飲むの止められてたけど興味津々で、隙があった時に」
恵土「あ!;飲んだ!」
リナリー「それで一気に酔っちゃって。
恵土ちゃんの場合、もともと距離感近かったのに
それでさらにタカが外れたようにべたべたになっちゃって
神田には頬ずりしまくって抱き締めて、それで本人(神田)は気持ちよさそうに寝ちゃって
それからティエドール元帥に
いつものような頬じゃなくて、口にキスしたって元帥から聞いたわ」
恵土「そうだったああああ!!!;」←忘れてたというより、記憶が飛んでいた
その後…
恵土「ちーん)・・」
あまりのショックにより
魂の抜け殻のように、唖然と真っ白に固まってしまった恵土を
婦長「まったく。絶対安静だというのに!」ぶつぶつ
リナリー「恵土ちゃん、大丈夫?;」
婦長がずるずると病室まで叱りながら連れていき
リナリーは付き添ってくれていたという;
で…
フロワ「いやあ…
あまりにも可愛かったもんでねえ^^//♪」にこにこ
神田「セクハラ野郎がああ!!」抜刀
アレン「不可抗力ですよきっと!;」
ラビ「そうさ!落ち着け!!;」
その結果、作ろうとしていたものは粉々になり
恵土が書いた絵も、その騒ぎで完全に消失してしまったという…;
ちなみにユウの持ってる刀はイノセンスじゃありません。
あまりの激務かつ人手不足で、まだ修理できてないらしい;
今まで書いたこれらは
騒動が起きる「午前2時」よりも、3時間前のお話しである。
(ちなみに午前2時の時点では、大槌小槌と六幻の修理が終わった後だったらしい)