第19章 お引っ越し
『・・』ゴゴゴゴゴ
ふと頭を上げると、私の目に映ったのは…
黒いオーラと共に
眼光だけをらんらんとぎらつかせる四人だった。
恵土「…ど、どうしよう!;)・・;」ぐるぐる
その瞬間、私の頭(思考)は固まった。
ラビ「どうする?;固まっちまったぞ;」
神田「誰だ!!?・・」イライラ最高潮
アレン「縛り上げますか?」じゃきっ!
ラビ「イノセンス発動!?・・;」ぎょっ!
リナリー「それは手荒すぎるわよ!
乱暴はやめて!;」
ワイワイと話し合う中…
やっとこさ戻った時に聞こえてきた会話に
私の脳裏によぎった選択肢は、一つしかなかった。
恵土「逃げるううううう!!!!><;」パニック
だあっ!!!!!!
『はやっ!!!!;』
そのダッシュは、風を置き去りにした。
神田「何でてめえは逃げ足早えんだ!!!・・」
アレン「恵土さん待って!逃がすかあ!!・・」くわっ!
リナリー「待ちなさい!!・・」ぎんっ!
だだだだだだだだだだだ
…
しーん
ラビ「ちょっ!;置いてくなって!!;」あせあせ
だっ!!!
一瞬遅れながらも、三人は凄まじい形相で走っていき
病室に数秒ほど残された後、ラビも走り出した…
が
びゅおん!
リーバー「お?なんだ?」←引っ越し準備中
とんとんとんとんっ!!
周囲に置かれてある荷物が走るのに邪魔なので
即座に運びやすく&置きやすく整理しながら走っていった。