第18章 真実【トゥルー】
ジョイド「誰にでも、そういう矛盾ってのはある。
かく言う俺も同じだ。
白の自分と、黒の自分…
両方が常に心の中で戦い続けてりゃ、そりゃしんどいわなあ;」溜息&なでなで
恵土「くすくす)^^」
ジョイド「?何笑ってんの?;
こっちは真剣に考えてんのに」
訝し気かつ眉ひそめてるw
軽く抱き締められたまま、互いに跪いたままだったが
未だに離す気配もなく、優しい仕草で頭を撫でられていた。
つかず離れずで、心地よく感じる撫で方で…
そういった所まで、変わっていなかった。
拳を握って、一人で泣きじゃくってた時(326ページ参照)
そっと、両腕が私を囲んで抱き締めた。
涙をそっとぬぐって、頭を右手で引き寄せて…
いつものように、左肩に乗させて
笑って…
私そのものを、受け入れるかのように
包み込んでくれた。
恵土「…
私も嬉しいよ(微笑)
ジョイドがジョイドで、変わって無くて^^
温かいな、本当に…(涙目)
それにさ…
ちゃんと、声に出して伝えたの
初めてだったから。
…
話した人が、同じ気持ちを解ってる人が相手で
その相手がジョイドで、本当によかったって思って^^//」うるうる
視界が少しかすみながら、呟くと
ジョイド「!…//
そりゃ、俺も同じこと思ってたけど」
恵土「?けど?」
何で顔逸らすの?;
もしかして…
私と話すの、嫌になったのかな?;(どきどき)