• テキストサイズ

第0使徒【D.Gray-man】

第18章 真実【トゥルー】





ジョイド「あ、知ってるのはさっき見たから。

知ろうと思えば知れるもんなんだな。夢の中じゃ無敵か?」


恵土「マジで?;」

ジョイド「ああ。

まあ、それは置いといて…


さっき言った行動の理由

相手にこれ以上、負担や嫌な思いさせないためなんだろ?」

恵土「!!」


ジョイド「その顔は図星だな(にや)


(やっぱりなあ。

トゥルーも、同じ理由で必要以上に関わろうとしなかったんだよなあ。
なっつかし~^^♪)


孤児で流れもんの俺たちも、同じような目に遭った。

理不尽嘆くよりは、一緒に楽しもうぜ的な感じで自由気ままにな。


まあ、聴く限りじゃ楽しそうだが…

「されてきた側」としては、ちゃんと解るだろ?」


恵土「…うん。

『お前なんか、死ね』って。
『存在感あるだけのクズ』だってさ^^;


だから…

『迷惑じゃないかな?』って…


いっつも気にして生きてきた。



でも…

気にし過ぎだって、指摘してくれる人が現れて


少しぐらいは割り切れるようにはなったんだよ?



でもね……」



ジョイド「ああ。

肝心なことは話せなかった」


恵土「うん^^;たははっ」苦笑



ジョイド「お前は一人だった。


だから強くなろうと、必死に頑張った。

誰かに負担をかけないように、迷惑をかけないように。



そのおかげで強くなったし

自分一人でも大丈夫なように、しっかりもした。


だけど、ちょっと抜けてる所は相変わらずだな;」たらっ


恵土「そこまで読み取られると恥ずかしいや^^//;」



本当に読み取れていると、確信した。



だって…


そのことは、誰にも話してないことだから……


/ 410ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp