第18章 真実【トゥルー】
恵土「話していいはずがないのにっ;;」
ジョイド「ぶつけろって言ったろ」
恵土「でも;」
ジョイド「今まで頑張ってこれたのは、自分のためじゃない。
相手のためなんだろ?
誰かに、同じ思いをして欲しくないからなんだろ?
お前らし過ぎるよ、その理由」くす
恵土「何で人が真剣に話してんのに笑ってんの;」ぐすっ
ジョイド「お前…
トゥルーだった時から、何も変わってないな。本当に^^
だから、笑ってるんだよ。
惚れたままのお前だから、余計にな(くすくす」
恵土「む;」
ジョイド「はっはっ^^
本当、顔に感情が醸し出るよなあ^^♪
若干気に食いませんって顔♪w」にやにや&頬をつつく
恵土「つつかないでよ;」むすっ
ジョイド「ふっ)…
ずっと、頑張ってきたんだろ。
それを、見て欲しかったんだろ?
十分、頑張ったよ。本当に」ぎゅう&ぽんぽんっ
恵土「気休めなんk
ジョイド「俺も孤児だ」
恵土「!」
ジョイド「怒る奴なんかいないって理由で
結構ヤなことされてきた。
でも、同じような奴等で集まって
気付けば、グループみたいになって…バカみたいなこともやった。
楽しいこともある分、お前とは違うだろうな。
なんせ、お前は…
理由はどうあれ
話しかけることも、歩み寄ることもやめちまったんだから」
恵土「!
(なんで、知って?
まさか夢から過去まで全部読み取った!?;」がびーん!!
その時、私の中では
驚きの方が大きくて、涙も引っ込んでいた。