第1章 プロローグ【序章】
申し遅れましたが…
私の名は田中恵土。
元来、両親は日本人街の育ちで
生まれました。
平凡すぎる名字に…
母の名字、真田の方が個人的に好きではある。
恵土「へいぼーん!」
父「それはそれでショックなんだが;(ずうん」
父親の立場ってなんだろう;
でも、風月流に関しては色々と教わったし
強いのは確かで、臨界点も突破して元帥に昇進したらしい。
母「それにしても、呼出って何だろうねえ」
父「ん~。
恵土の誕生日祝いかなあ^^(ついつい」
恵土「ほっぺつつかないでよ~(ぷく~」
母「…何か、嫌な予感がするよ」
ちなみに言うと、母親は霊感体質で
向かい合っただけでアクマかがすぐわかるらしい。
おまけにその予感に関しては外れ知らずとか。
私も受け継いじゃってるけど
父「本部の人たちに愛想よくふるまうんだぞ~?^^」
恵土「きゃい!^^」挙手&噛んだ
父「きゃいじゃなくてはいだろ~。
すりすり~♪(ひげじょりじょり」
恵土「きゃああああ!!」
母「あんたら騒がし過ぎよ!;
私に寄越しなさい!!」
べりっ
引きはがされた&助かった(ほっ)
父「恵土おおおおおおおお;;;」
恵土「涙が滝のようだ…;」
母「ほっときなさい。行くわよ」
手を伸ばしながら、必死に走ってきた。
その様はまさに、さっきの言葉通りだったわけで…
私は母に抱かれたまま、本部の中を見渡していた。
ずかずかと歩いて行くもんだから、あんまりよくは見えなかったけど……
何もしてないよりはマシだった。
ちなみに母は自他ともに、結構厳しいです。
優しい方が多くて、優しさ起因の厳しさだけど