第1章 プロローグ【序章】
そんな世の中に
私は、エクソシストが集う「黒の教団」
アジア支部で生まれました。
両親はエクソシストで、中でも母は元帥でした。
そして
私はというと…
恵土「うー」
父「可愛いなあ、うちの娘はあ~(でれえ~」
母「よしよし^^(なでなで)
私が面倒を見るから
あなたはあっちで書類手続きしててよ」ぐいっ
父「いやいや俺が」ぐいっ
母「私が」ぐいっ
恵土「う?」きょとん
親バカに囲まれて、のほほんと暮らしてました;
今こうやって
私を手に取って引っ張り合っているのが、私の両親。
でもって…
恵土「ぱんぱ!まんま!^^」両手伸ばす
父/母『かわっ!!/かわっ!//』
二人『きゃわいいいいいいいいい!!///(ずきゅーん!!』
当時の自分は、そんな両親のことを…
わけわからないと思ってた。
きっぱりと。
後に、それを語ると…
お~いおいおい;と泣きじゃくっていたのは、ここだけのお話し;
そんなこんなで
私は4歳まで、アジア支部で暮らしていました。
本部に呼び出されたのは、ちょうど…
私が5歳になった冬、3月20日のことでした。