第17章 誕生日パーティー
アレン「へ?知ってるんですか?神田」
神田「…;」
リナリー「一緒に見に行ったのよ。こっそりと隠密でね^^」
アレン「へえ~。僕も見てみたかったです」
ラビ「見ねえほうがいいって;
すんごい必死過ぎてちょっと恐怖が訪れたし;」引きつり笑い&がたがた
アレン「そんなに!?;」
リナリー「恵土ちゃんが
「どうか守り給えええ。
どうか。どうか!どうか!!どうかあああ!!!」って
凄い念を込めながら、一本一本丁寧に織り込んでいってたの。
1つ1つの全てが手編みだから、余計に大変そうだったわ^^;」
アレン「うわあ…;」
神田「俺にとっては恐怖だったがな;
念を込め過ぎだろ;」
リナリー「それだけ大切に想ってくれてるってことよ^^」にっこり
アレン「それはそれで…
なんか、物体が意思をもってそうな気が;」
ラビ「怖い話はやめるさ!!;生霊なんていねえ!;」がたがた
アレン「いえいえ、あるかもしれませんよ?…
「お前を守り抜いてやるうううう」どす黒く低い声
って感じに、付喪神みたいな感じで」
ラビ「ま、守ろうとしてくれんのはありがてえけど・・;」
神田「薄気味悪いな;目に見えねえ力ってのが」
ラビ「うんうん;」こくこく
そう話し合っている中
ぱん!!
場の空気を改めようと、リナが手を叩いた。
リナリー「それより!
一番の問題は、恵土ちゃんへの誕生日プレゼントよ!!
一体何がいいと思う?」
やっと、本題に入ることになった。