第17章 誕生日パーティー
髪留めをもらった時
神田「にやにや)口止め料か?」
恵土「違わい!
どっちにしろあげるつもりだったんだよ」むすっ
神田「…そうか」微笑
恵土「…
(まあ…言わなくてもばらさないよね?きっと」←不安晴れた
神田「ありがとな」ふっ
そう頭を撫でると
気持ちよさそうにふにゃっと笑って、俺にもたれて眠り始めた。
で…
恵土のベッドに運んで、眠りにつかせたはずだったのだが……
数分後…
恵土「ばらさないよね!!?;;
ばらされる夢見た!!;」
神田「ん?」
恵土「大丈夫だよね!!??」ひょこっ←ベッドに潜り込んだ
神田「どこに潜り込んでやがんだ!!;」←眠ってた
恵土「小さい時よく一緒に寝てたじゃん!!」
神田「襲われてえのかバカヤロウ!!」
恵土「どっちでもいいよそんなこと!
それよりも…
ばらさないで欲しい!!・・;(くわっ!!」テンパってる
神田「誰がばらすか!!!出てけ!!(くわっ!!」怒
あの時は単純に男として腹が立った。
まあ、後から思い出せば笑えたわけだが…;
それを再び、病室で当時のことを話しに行くと…
恵土「わあああああああ;」
神田「んな叫ばなくてもばらさねえよ(腕組み)
くっくっくっ」黒笑
恵土「その顔はばらす顔だあああ;」
神田「うるせえ。信用しろ」
恵土「確かにばらさないとは思うけど寝言で言うかもしれないじゃん!!;」
神田「そこまで付き合い切れるか!!」ばしぃん!
軽く頭を叩くと
婦長「絶対安静…OK?・・」般若
恵土「OK!OK!!
OKフルバースト!!!・・;」がくぶる
神田「やかましい。んな声張り上げんな;」迷惑顔
意味が解らねえことを必死に叫んでやがった、即答で。
まあ…
確かに婦長は怒らすと厄介だがな;(溜息)←身をもって知っている