第17章 誕生日パーティー
恵土「泥から見て、どう見えているかを見せる。
っていうプレゼント;」ずうん
神田「自分の分まで用意してやがったのかよ;」
恵土「いや、一緒にやりたかったし;(ずうううん」
神田「しょげるな。うざってえ」
恵土「でもねえ;
リナリーとも一緒にやりたかったんだよ;」
神田「要らねえ」けっ
恵土「けどガラス製だからリナリーはまだ誘えないんだあ。
割れたら危ないし」
神田「俺なら割れても大丈夫ってか?」イラッ
恵土「いやいや、その時は治すよ;」
神田「怪我する前提かよ!!」イライラ
恵土「違うんだよおおお;
透明な水の中を綺麗に見渡せる道具を作りたかったんだよ!;
一番最初に見せたいのユウなんだからしょうがないじゃん!!;」
神田「……」
恵土「リナリーにも見せたいっちゃ見せたいけどやっぱ無理だよ。
私にとってはユウとの一番想い出の場所だし」ごにょごにょ
神田「…ふんっ(微笑)
いいから寝ころべ」
恵土「?何で笑ってんの?」きょとん
神田「寝・ろ!!」
恵土「えっと…眠れるかなあ。
(不安げに、いそいそとその場で横になる)
す~す~」←寝た
神田「寝るな!!!!;」
池の外で寝てどうするんだ!!
すぐ傍の「地面の上」で!
恵土「え~?;どっち;」むくっ
神田「ほとりで寝てどうすんだ!!
横になれって言ってんだ!池の中で!!」
恵土「あ~」ぽんっ
神田「あ~じゃねえ!
ったく。ちっ」
恵土「あはは^^;ごめん」
神田「わざとじゃねえのは解ってるからぱっぱと入れ」
恵土「え?私が先?」
神田「いいからぱっぱといけ。
お前のが近いだろ」←さっさと入りたい
そうせかしながら入れた後
見えたのは、とても幻想的で…
あの時…
あの人と見た景色と、被った。