第16章 朝を越えて
恵土「っ……
あれ…ユ、ウ?」
神田「…大丈夫か?」
恵土「…ユウのほっぺが欲しい」←頬ずりしたいという意
神田「よし、頭は無事じゃねえな・・(黒」ごきっ
恵土「拳握り締めないでええ!!・・;」真っ青
クロス「全快ではないが、ある程度回復したな」←ある程度理解してる
アレン「え!?;ええ!!?・・;」←状況に追いついていない
婦長「待ちなさい。診察するから」
恵土「えっと…
ある程度、回復した…気がする」たら←そっぽ向く&気まずそう
婦長「見せろって言ってるのが解らない?・・」般若
恵土「ごめんなさい!!・・;」
元帥とモヤシを置いて、婦長が診察し始める中…
婦長「急患で運ばれてくる心境解るの!?
どれだけ無茶をしたと思ってるの!?
それは怪我人も建物も直してくれてるけど
そのあなたが無事じゃないと意味ないでしょう!!?・・」
恵土「は…はい;」たらたら
婦長「解ってるならこれ以上の無茶はやめなさい!!」
がみがみくどくどと説教もついてきた。
その後…
当分は安静にするように伝えられ、ベッドから動くことを禁止された。
が
クロス「で…言い分を聞こうか?」
ぴりぴり
ピリピリとした空気が、病室を瞬時に覆った。
恵土「……ありがとう」
クロス「?」
恵土「いや、中途半端にしてくれて」
クロス「ちっ…
俺が聞きたかったのはそういう言葉じゃねえ!!」
ばん!!
恵土「びくっ!!)…」真っ青
一瞬で血の気が引いて、震えだした。
怖がってるな。
言うまでもなく…