第3章 出会い【元帥】
クロス「ま、俺はしねえがな!
はっはっはっ!!^^」
恵土「台無しだ;」ずううん
クロス「まあなんだ。
しょげてたら、あいつらが哀しむぞ。
何のために、守ったんだってな」
そう笑いながら
ぽんぽんと頭を軽く撫でながら叩くクロスに…
母を重ねた。
恵土「…ありがとう、ママ(微笑」
クロス「は!?;
俺は男だぞ!
何考えてんだお前!!(鳥肌」ぞわっ!
恵土「いや、だってママに似て
クロス「あんなのに似てたら人生終わるわ!!」
恵土「お前腹立つ!!・・(イラッ!!」
クロス「誰がだ!!
あんなん母親に持つ方が悲しいわ!!」
恵土「あんなん言うなああああ!!!!・・(ぐわっ!!!」
その直後…
船内で、大規模な争いが勃発した。
どがばきどごずご!!!
…
数十分後……
クロス「ま、待て。休戦だ;」
恵土「いっぺん死ねえクロスうううう・・」ぎゃーす!!
クロス「お前、強いな;
修業、つけるまでもねえんじゃねえか?;」
ぜ~!!ぜ~!!
そうクロスの息切れが聞こえる中
私は暴れまくっていた←疲れ知らず?
今はもう10月…
解放されたのは5年半経った、9月だったらしい。
1か月間、私は意識が戻らぬままで
医療班曰く、栄養失調と過度の疲労で倒れていたらしく…;
10月に入ってから、意識が戻り
その時、ルベリエもたまたま本部に来ていたらしい。
恵土「…私、10歳なんだけど;」
クロス「見た目は7歳程度だな」
結論だけ言わせてもらうと、散々である;
そして、ちょうどその頃…
アジア支部にて、新たな実験計画が発案されていたことを
知る由もなかった……
その名は―
第二使徒計画――