第15章 襲撃
恵土「ふー。
息もだんだんと整ってきた」
笑ってから、数分だけ休んだ。
すると、もう呼吸も落ち着いて大丈夫になった。
フロワ「行くのかい?」
恵土「うん。いってきます」微笑
クラウド「私たちも行こう」
ラウ「きっ」
ソカロ「俺もそろそろ行くとするか」
フロワ「解った。少しだけ開けるよ。
くれぐれも無茶をしないようにね?」
恵土「了解。
(クロスはマリアの『脳傀儡』(カルテ・ガルテ)もあるし、大丈夫だろう)
一足先に行ってくるよ」
それから、火を若干弱めさせてから
Level.4までの道のりを飛んでいくと、道中に弱った人たちがいた。
瞬時に、その皆を
回復に専念すれば治る=命に別状はないレベルまで回復させた。
恵土「体力の温存のためにも、少し弱めだけど
それぐらいしかできなくてごめんな;」
チャオジー「十分っす!
Level.4、お願いしまっす!!」
恵土「おう!!」
そうして、下へ降りていくと
ヘブラスカがいて、その近くにLevel.4がいた。
タイミング的に、リナリーがイノセンスを飲み込んだ後だった。
Level.4の攻撃から護るため
強力な結界で、四人(コムイ・リナリー・ルベリエ・ヘブラスカ)を覆い
それと同時に、通り道にいた人たちを
上述と同レベルにまで回復させながら駆けつけ
三人(アレン・ユウ・ラビ)がLevel.4に飛びかかった直後
壁に吹き飛ばされたのを、空中で一瞬で止めた。
恵土「とんでもない修羅場に飛び降りたな、こりゃ;)
大丈夫か!?」
同様に治しながら叫ぶと…
Level.4に睨まれた;