第15章 襲撃
あれ?;
私の役割は?;←戦えるとばかり思ってたが、お父さんから止められた
構えたままなんだけども;←拳握って構えたまま
戦場の中で
私は一人、置いてけぼりを食らった;
フロワ「ほら、恵土。
まずは怪我人を治すのが最優先」
恵土「あ、なるほど」
そう呟いてから
白い光を抱擁ノ庭にいる研究員たちに送って、傷を治していった。
やっぱりアクマにやられたとはいえ
ウイルスにやられないようにされている。
なるほど、守化縷(スカル)にするためか。
その前提で、こちらに来たってことだな。
あと、プラントの奪取か。
なんにせよ、ぱっぱと治療を終わらせないと。
「済ま、ない」
息絶え絶えに謝られる中
一人一人に歩み寄りながら治していった。
恵土「もう大丈夫だ(微笑)
安心して、おやすみ^^」
そう言いながら
軟気功でエネルギーを送ってから、眠りにつかせた。
恵土「やっぱり、人数が多過ぎるな)
面倒だ。
抱擁ノ庭内に光を集中」
そう言いながら、胸の前で両手を合わせ
その中に白い光を凝縮させ
上へ飛ばしながら、抱擁ノ庭全体に浸透させた。
これで、手っ取り早く全員の傷が…
しゅううう(研究員たちの傷が瞬く間に、急速で治っていく)
恵土「よし。治ってきた(にや)
完治まで、数十秒って所か」
そう安堵をつきながら笑っていると
フロワ「!!
なんだ?」
恵土「?」
何か、小さな異変を感じた気がした。