第15章 襲撃

そんなこんなで…


ソカロ「なぶれ！神狂い（マドネス）！！」

真っ先に飛び出したのは、ソカロだった。



ソカロ「くっくっくっ。

ハメ外して、いいんだよなあ？（にや」

ばっ！！（仮面取る）


ソカロ「すうう。

来いやあああああああ！！」


そう叫んでから、アクマに襲い掛かっていた。

まるで鬼神。



恵土「？なんで仮面外したの？
叫びたくなる心境は解るけど」←ソカロ同様、戦いにうずうずしてる

クロス「気分だろう」

フロワ「この件については後で話そうか。ゆっくりと」
クロス「解った；付き合うから今はやめてくれ；」

クロス、たじたじだな；


そしてやっぱりお父さんは怒ると怖い；

ジトーっとした眼で未だに睨んでるし。



アレンはアレンで、ブックマンを助けに入ってる。



恵土「あっちは大丈夫そうだな」ほっ

フロワ「目の前の敵に集中しなさい」


そう指さされる先を見ると…



「元帥共が来た！」
「殺せッ殺せッ！」

恵土「ありゃまー。合体してらあ」

フロワ「イノセンス・発動」


言うまでもなく発動しないとやられるな。

足元に居る科学班たちが。



恵土「発動」

フロワ「楽園ノ彫刻（メーカーオブエデン）、『抱擁ノ庭』！！」


教団一の防御力を誇る、抱擁ノ庭。

ひと先ず、科学班たちは大丈夫だな。
中にいる奴等だけだけど。



クラウド「悪いが研究員たちは任せるぞ。フロア、恵土」

フロワ「構わないよ。

この程度なら四人でお釣りがくる」

恵土「え？；」


フロワ「そこの不良の腕がさびていなければね」

クラウド「ふむ」

クロス「そりゃ俺のことか？」

フロワ「君以外に不良はいないと思うが？」


クロス「まあいい。

裁きの時間だ、「断罪者（ジャッジメント）」」にや

クラウド「ラウ・シーミン、発動！」

ラウ「かっ！」


クラウド「寄生型対アクマ獣、『ラウ・シーミン』。

GO！」


そうして…

元帥とアクマとの、一方的な戦いが始まった。