第15章 襲撃
ルベリエ「止まれ!!
止まれと言っとるのが聞こえんのかああ!!?」
恵土「何言ってんだか(溜息)
これで聞こえなかったらただのツンボじゃん」←それでも止まらない
ルベリエ「ぐぬ。
聞こえておるならすぐ止まれ!!待てええええええ!!!・・(かっ!!」イライラ最高潮
恵土「ふっ。今は緊急事態、止まれませ~ん」にや
だっだっだっだっ!!!
ペースを上げてもついてくるのは流石だな。
腐っても長官、聴き逃すわけにはいかないってか。
それよりも、一刻も早く駆けつけたい方が勝ってるんだ。悪いけど
襲撃があったというのに
どこか…
懐かしい、感じがした。
愛おしい存在。
敵のはずなのに、どこか懐かしい。
恵土「きっと、ノアが来ている!)…
^^//」
どこか、嬉しい感情に包まれていた。
ラストルか?ジョイドか?ロードか…
誰かは知らないけれど…
とりあえず、戦って止めないと!
科学班のみんなを、傷付けさせたくはない。
もしかしたらジョイドが夢通りに、私をさらいに?
それともラストルがプラントを取り返しに?
確か第5ラボって言ってたから
朝に一度アレンたちと寄った場所=プラントがあるとこだな。
プラントには科学班がいたはず。
どっちにしろ、危険なことに変わりはない。
急がないと!!
そう思いながら、廊下を走っていった。
必死に追いすがる長官と一緒に
ルベリエ「ぬおおおおおおおおおお!!!・・」
叫び声が変だってツッコむべきだろうか?
あれ?シリアスのはずなのに、どこか変にずれてるぞ?
っていうかルベリエったら、ぜえぜえ言いまくってる;
ま、いっか←誰かツッコんで;
そして方舟に着く少し前、ミランダとマリと遭遇した。
が、無論私には止まる気はなく…
(&走るのに夢中で気付かなかった)
ルベリエ「ぬおおおおお!!・・//」←必死
マリ「…なんだ?あれは;」
ミランダ「ルベリエ長官…かしら?;」
ルベリエ長官のあまりの変貌に、気付かぬものが続出していたという……;