第14章 束の間の平穏
「ぶつけたっていいんだ」
恵土「でも、それで迷惑かける方が;」
「悪くない。ぶつけることも迷惑じゃない。
それを受け入れたくて、傍にいたい。
そんなお前を、見ていられないから…俺はさらいにいく。
恵土「…何で、そんなに?」
「…俺は、お前を…愛しているからだ」
抱き締めながら
慈しむような愛しい存在に向けていた目を向け続け
互いに、真っ直ぐ見つめ合い…
涙を浮かべる恵土に、俺は微笑みかけて額に唇を落とし
最後には
共に抱き締め合って、唇を重ね合わせ……
ティキ「ちょっと待て!!;」
ロード「?どうかしたの?」
ティキ「何で俺抱き締めてもいないのに同じように言ってんの!?;
しかも完全に捏造じゃねえかこれ!!;
本人じゃねえし!;俺じゃねえし!!;」びしっ!!(画面指さす)
ロード「えー?でも似たようなこと言いそうじゃない?」
ティキ「いや言うけども!!;」
ロード「ならいいじゃん」
ティキ「俺本人がやりたかったんだよおお!!;」
ロード「そんじゃあ
また恵土が寝てる間にやっちゃおっか。
ティッキーと恵土の夢を繋げてあげるから、うまくやりなよー?」
ティキ「っては!?;いきなり!!?;」
ロード「善は急げって言うじゃん。今夜実行ね」
ティキ「心の準備ぐらい寄越せよ!?;」
ロード「今はまだ朝だよ?気が早ーい」←マイペース
ティキ「肖像権で訴えるぞ!;」←若干怒ってる
後、もう少し…
2か月ぐらいかな。
その時に、言おう。
『おかえりなさい』って
居場所は、ここにあるんだって教えてあげよう。
そして…
いっぱい、恵土と話そう。
トゥルー様も一緒に…ね。