第14章 束の間の平穏
はっ!!
そう叫び声と共に、全身からエネルギーを噴出させて弾き飛ばした。
恵土「今のは危なかったな」
そう言いながら、エネルギーを纏って浮く中
雷となって、鋭く変化させて突き刺そうとしてきた。
恵土「今度は雷!?」
ばっ!
即座に身を翻して避けるが、それについてくる攻撃の山に
だっ!!
走り出して、ギリギリまで引き付け
紙一重でかわすことで、地面へと直撃させていた。
恵土「地面は電気を通さない。はず!
だけど…一体
!!
そうか、そのために水を!」さっ!!
だんっ!!
飛ぶために少し両足を地面から離した直後
重力に伴って地面に触れた瞬間
ばぢばぢばぢ!!!
思った通り、電気を地面に通してきたが
それが自身の所へ辿り着くすんでの所で、上空へと退避した。
恵土「あっぶな;」
ラストル「勘がいいな」
恵土「はっはっ!
なんたって
アクマの未知の能力相手に、2856戦無敗だからな!
咄嗟の対処法には慣れてるんでね!」えっへん
そう言う恵土に対し…
ラストル「ならば…これはどうだ?」
一瞬で全身が光になって、攻撃し…
右足のふくらはぎが貫かれた。
恵土「うおっ!?;」
ラストル「光となれば、話は別。
音速を優位に超える。
さあ、どうする?」しゅばっ!!
そう言いながら、恵土の周囲を隙間なく覆い
全方位から棘として、襲い掛かってきた。