第3章 出会い【元帥】
ルベリエ「…
気に食わん男だ(ふっ」
クロス「お互い様だ(にやっ」
ばちばちばちばちばちばちばち
すっごい火花が散ってる;
ルベリエ「最初に同調した
両親のイノセンスも、父が持っていたイノセンスもない。
ならば…
証明できないとでも言うつもりか?
そこまでして守ろうとするのは、何だ?)
目の前に同調できているイノセンスがあっても
それが言えるのかね?」
クロス「実験どうこうで変わるもんじゃねえって解ってんだろ。
イノセンスの力がなくとも、アクマは浄化された。
イノセンスの力も、弾き返せている。
こいつは一人の人間で
弱小の、「ガキ」だ」
ルベリエ「……」
クロス「……」
恵土「見合って結婚?相撲?」
フロワ以外『違う!!!;』
フロワ「違うよ、けいちゃん。
それだと二人はホモってことになっちゃうだろう?」
恵土「あ、そっか。
クロスは生粋の女好きだもんね」
抱き締め合ったまま話し合う中…
周囲はそれを、冷や汗交じりに見ていた;
ルベリエ「…;
まったく…
そういった所だけは変わらないな(溜息)
まあいい。
そういうことにしておこう」
クロス「そりゃまたどうも(にっ)
(勝った!」
ルベリエ「失礼した。
しっかり療養したまえ。
両親の分まで、この聖戦に役立てるように」
そう、笑いながら
扉を開けて、去っていった。
恵土「「そういうことにしておこう」って…
あの人ホモ?」
『違う!!!;』
再びツッコまれた;