第14章 束の間の平穏
アレン「え?あの?;
どうしたんですか?本当に;」たらたら
ラビ「そうさ!なんかおかしい!っていうか変!!;」
神田「毒でも食ったか?」
リナリー「咳喘息がひどくなったの?」
『今すぐ恐怖の病室に』ぎらり
恵土「違う違うちがーう!!;」
『あ、少し戻った』
恵土「いや…
ごめん。
ちょっと違う人のこと、一瞬考えちゃって^^;」
ラビ「へ?誰さ?」きょとん
恵土「…旅であった男の人」ぽっ
『誰だ!!!!!!』ぎんっ
食いつきやばい、特にユウ;そしてアレン;
恵土「…ジョイド//」ぼそ
『は?』
ラビ「誰それ;」
神田「変わった名だな」
アレン「どこの人でしょう?」?浮かんでる
リナリー「さあ?」アレンと同様
恵土「んっとさ…ユウ」
神田「?」
恵土「……」
神田「なんだ?さっさといえ」
恵土「…ある人のことを考えると
それだけで、心臓がはちきれそうになるのって…
それぐらい、ドキドキするのって…
なんだろ、これ//
こんな感情、初めてで…
なんか、苦しいようでなんか……愛しくてっ(胸押さえる)
なんて言う、感情なんだろ?これ
よく解らないや」
そうはにかみながら言うと
全員、目を点にしながら固まっていたわけで…
恵土「また…会いたいな//(キラキラ」遠くを見つめる
その時、私の表情は…
周囲から見たら
いつもよりも、とても優しく慈しみに満ち満ちていて
頬を赤らめながら遠くを見つめる姿は、まさに。
『恋だアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!』
再び、その場(ゲート前)にいたみんなの叫びが
教団全体に響き渡った。