第13章 出会い【ラストル】
そんなこんなで…
風!?火!?水!!?;
雷!?光!?;
土の中へ潜りやがった!!;
などといった感じに変幻自在に形を変え
襲い掛かってくるラストルを相手に
体術で避けたりさばいたりしながら
空中でバランスを崩しかけながらでも、力を集めて放出して応戦を続けていた。
闘い続けていくうち…
流石に、限界だ。
恵土「ぷるぷる)もう…限界だ!(拳握)
なんで1か月も付き合わにゃならんのだ!!;(びしっ!)
お前とのタイマン!」
人差し指で、ラストルを指さしながらいい加減にツッコんだ。
食べる間なんて、あったもんじゃない。
足止めに戦うにしても、もっといい方法があるとは思うんだけど;
(今はもう、4月になったばかり)
ラストル「主人の命令。
果たしてみせる」じゃきっ!(手硬化)
恵土「そんなに燃えれるのはなぜ!!?;
っつぅかいい加減イライラしてきたぞ!」ぷんぷん
ラストル「…」
恵土「…」
そう叫んでから、互いに睨み合っていたけど
やばい…
流石に、意識がもうろうとしてきた……
がくんっ!
やばい…
また、意識が…乗っ取られて……
恵土「…(微笑」
ラストル「?」
何を思ったのか、無防備にラストルに歩み出した。
すっ
そうして、手を伸ばした。
ラストル「!何を」
恵土「ラストル…
元気そうで、本当によかった^^
マイトラ…トライドは元気?」にっこり
その姿は私であって
私じゃない存在(トゥルー)に、置き換わってしまっていた。