第10章 騒動
コムイ「ぶくぶぐ;
なにが…どうじで;」
恵土「ごめんなさい;」
そんなコムイに浮かんだ言葉は、その一言だけだった…;
不意打ちかつ
いつもの仕返しとはいえ、やり過ぎた;
その後…
私たちは修繕に駆り出されることとなった;
神田「何で俺が」ぶつぶつ
アレン「しょうがないでしょう?
まあ、いつもの仕返しぐらいにはやりたいって気持ちも少なからずありましたし」ぼそっ
リナリー「そうね。
私も私で、一回やってみたいって思ってたし」
ラビ「まー何にしろ。
ろくな発明をしないコムイが悪いさ」
コムイ「そんな言い草ないじゃないか!!;」←未だ天井に突き刺さったまま
恵土「悪いけど私もその意見には同意なんで;
少しぐらいは反省して?;」
コムイ「何でえええ;
いっぺんに色々できた方がいいかなって思って
家具に色々と手を加えただけじゃないか!!;
タンスの中を洗濯乾燥機にして
洗う必要なくなったし楽になったでしょ!?;」
四人『ずぶぬれのもんを着る気になれるか!!』←開けた時が洗濯だったため水ぶっかかった人たち
リナリー「同意見;」こっくり←同じ経験者
その叫びに、リナリーは深く頷いた;
それから後…
科学班はもちろん、コムイも疲れ切っていたわけで……
マッサージをしてみた所、完全復活を遂げたそうで;
科学班の仕事がはかどったのはいいにしろ
余裕ができたコムイが、とんでもない発明をし出すことになったのは…
また、別の話;
騒動、Part2へ続く…