第10章 騒動
それに
参戦してきそうで参戦してこない人たちが…
やっと、動きを見せた。
アレン「うっ;
そんな、辛い過去があったなんて;」ぐずっ
ラビから恵土の過去を聴くや否や、泣き通しであった;
ラビ「いや;
そりゃまあ…
人が信じられないぐらい、駆逐したくなるぐらいひどい目に遭ったさ。
そんで、殺したくなっても……
あいつは、泣いてる人が居たら
苦しんでいる人が居たら、その気持ちに寄り添っちまう。
そいつの気持ちになって、助けたいって突き動かされちまうんさ。
それが、恵土だから…
きっと、ユウもべた惚れなんだ。
人が良過ぎるっていうか、いい人過ぎるっていうか…
憎んでいる人が相手でも、危なくなったら助けようと動くし。
ひでぇこといっぱい言ってきた連中だって、見捨てておけない。
痛い想いも、それを味わい続ける苦しみも
知っているからこそ、余計に…
人一倍、その心になっちまう。
人の中でも、あんなにいい奴は
次期ブックマンとして、たくさん色んなとこ点々としてきたけど…
経験上、一人もいなかったさ(微笑」
アレン「うっ;師匠の人でなしいいいい;」ぐすぐす
ラビ「うん;
恵土が10億ギニーふっかけられてたのは初めて知った;
しかも払い済みって、どうやって貯めたんだか…;
あ;そっちが論点じゃなかったな;
ずれちまった;(ぽりぽり」
言いたい主旨からずれたな;