第9章 異変
恵土「私にとってして欲しいことを言っただけなんだけど;
そうだなあ…
悪夢見た時は、ユウの所に逃げ込んで一緒に寝るようにしようかな。久しぶりに」
神田「やめろ。理性が持たねえ」きっぱり
恵土「へ?何の?」
神田&リナリー『……;』←一応意味は解ってる人達
恵土「?何で?
どうして理性が必要になるの?
なんか感情が爆発するの?(きょとん」←解ってない人
神田「…とりあえず、密着はするな。
それだけ守ればいい。はあああ(溜息」←妥協案
恵土「お。やった!^^」←大喜び
たったったっ~(小走り)
リナリー「神田…
やっぱり、ある程度は教えた方がいいんじゃないかしら;」
神田「教えようとしたら騒動になっただろ、特にお前とジェリーが」←猛反対された
リナリー「だって純粋なままでいて欲しいっていう気持ちの方が大きくて;
ごめんなさい;」しゅん
神田「このままだと
どこの誰とも知らねえ奴に犯されかねないだろ」←自覚あり
リナリー「だからと言って
神田以外の異性との付き合いを禁止するわけにはいかないでしょ?
教えたとしても初めてだろうから解らないだろうし;
寧ろ…
発情って感覚自体があるかどうかさえも怪しいわ。
初恋愛もまだだって聞いたし」
神田「抱き締めたいだとか、一緒に居たいって気持ちはあるようだが……
一応、行為自体については教えてたよな?」
リナリー「こっくり)それは流石に知ってるわよ?
でも…
あんまりにも;」
神田「ああ;」
神田/リナリー
『無自覚だからな;(溜息)/無自覚だから…;(頭抱え&ずううん』
神田「愛されることに慣れてないのもあるんだろうが…;」←一応わかってはいる
リナリー「もともとそういうこと自体なくて
それとは真逆の経験の方がはるかに多かったから;
なおさらに、そういったものから無縁になったんでしょうね;」ずううん←また落ち込んでいる
神田&リナリー『…はあ;』溜息
なぜか、本人よりも悩みまくっている二人であった。
ちなみに当の本人はというと…
恵土「湖~^^♪」←小走り中
目の前のことに一直線であった;