第9章 異変
神田「…何で教団に湖なんてあるんだ」
リナリー「いいじゃない^^久しぶりだし」
恵土「そうだそうだー!
ふっふっふっ…
この日のために潰されそうになっていた池や湖から救い出していたと言っても過言ではない!
半径50m!!」
神田「でか過ぎだろ。あほか」
リナリー「あほじゃないわよ。
そこに住んでいた生き物が可愛そうじゃない!
本当だったらそのまま死んでいたのよ!」ぷんぷん
恵土「集めていく内に大きくなってそうなったんだよ」
神田「湖というより海だろ。
水平線見えるだろうが」
恵土「それはしょうがないじゃん;
ちゃんと水が再び湧水に変わり
なおかつ循環するように計算&設計した結果
こういう風になっちゃったんだから;」
そう指さす先にあるのは
確かに地面から見れば水平線が見えるように設計された「湖」なわけで…
神田「上から見れば池にしか見えねえがな」
リナリー&恵土『意地悪なこと言わないの!
ねー!^^』
神田「ねーじゃねえよ…;ちっ」
と言っても、やはり池ではなく
深さ10mの部位があるため、やはり湖だともいえる。
そうやって、三人がそろって歩いていく中
それを見ながらついて行こうとする人がいた。
ラビ「お?
なんか面白そ~さ(にやにや」←ついてく気満々&任務帰り
アレン「?どうしたんですか?ラビ」←たまたま通りがかった&食堂帰り
ブックマン「まずは任務の報告が先だ。
ラビ、先にこっちを済ませてから……」←任務帰り
そう振り返った先に居たのは…
こつぜん
ただの透明な空気で、本物は…
ブックマン「…ラビいいいいいい!!!」
そんなブックマンの、怒りの叫び声が響く中
ラビ「すたこらさ~^^♪」たったったっ
アレン「え?本当によかったんですか?;」
ラビ「これ見逃がしたら後悔するって、俺の勘が言ってるんでね(にや」キラン
アレン「も~。どうなっても知りませんよ?
心配だからついていきますけど」
二人はそろって、三人を追いかけていました。