第9章 異変
そんな日々を過ごしながらも、頑張っていると…
ふらふら
変だ、ふらつく。
普通に歩いてるだけのつもりなのに
リナリー「!!」
恵土「お。おはよう、リナリー」手を振る
リナリー「恵土ちゃん…クマ」
恵土「?熊はいないぞ?」
リナリー「そうじゃなくて…
また、寝れてないの?」
恵土「あー。大丈夫大丈夫。
いつものことだから^^
さーてと、次の任務次の任務」ふらふら
ごっ!!
恵土「…;」
痛い;
壁ぶつかった;
リナリー「無理、しないで」ぎゅう
恵土「?」
何とかぐらつくのを踏ん張って
頭を押さえていると、後ろから抱き締められた。
その温もりに振り返ると
リナリー「…私に…力になれることはない?」涙目
恵土「!!;(半分泣いてる!!;」がびーん!←罪悪感半端ない
リナリー「私にできることがあったら…
何でも言って?;」
恵土「リナリーパワージュウデンチュウ」
リナリー「え?」きょとん
『もうこれだけで充電フルマックスオーバーしちまうって!!』
そんな思いを露わに
そう叫びながら、バック転2連続して
着地と同時に親指を立てながら笑いかけると
リナリー「くす)ふふっ^^」
よっしゃワラッター!!
口元押さえる所もかわいいなあ^^//(ほんわあ~)
神田「どけ邪魔だ」
とん
どごぉ!!!
神田「…;そんなに強く押してはいないんだが?;」
恵土「…ごめん;
実は最近寝れてない;」
神田「またか。しっかりしろ」
恵土「…おかっしいんだ、最近。
くらくらして、ぐらぐらして、乗っ取られたみたいになって
自分が自分じゃなくなって」
やばい…
言ってる矢先から、気が遠くなってきた。