第8章 出会い【アレン】
アレン「だから返して下さいってば!!;」
恵土「だからちゃんと返すよお金を!」
アレン「そっちじゃありません!!;
悪いからお金は返さずに借用書だけ返して下さいいいい!!;」
だだだだだだだ
そんな追いかけ合いは、終わる所を知らず…
リナリー「…(ぽんっ)
仲が良いのね^^」合点がいった
アレン「その一言で解決しないで下さい!!;」
恵土「あ、ちょうどいいから案内しちゃおうよ」
リナリー「そうね」にっこり
アレン「ちょっと!?;僕の借用書おおお!!;」
そうして5分後…
施設の案内終了後と同時に、借用書は返された。
恵土「本当にいいの?
結構私お金ためてるよ?」
アレン「いえ。お気持ちだけで十分です;」ぜ~ぜ~;
とん
かっ!
アレン「い!?;(ぎょっ!)
(またイノセンスが発動した!?;
というよりさせられたって方が正しいのか?;」
恵土「あ~。やっぱり傷いってるね」
アレン「なんか慣れないんだよなあ、これ…;)
あの…直せますか?;さっき壁直せてましたけど」
恵土「悪いけど私じゃ無理だ。
流石にイノセンスは治せない」
アレン「そうだったんですか;」
恵土「うん。
コムイが直すだろうけれど…
相当ショッキングだから、目をつぶって受けた方がいいよ?;」ひそひそ
アレン「へ?・・;」
何で若干青ざめて?;
その意味が解るのは…
手術される時になってからだった;
ぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎ
確かにショッキング!!;
工事現場みたいになってるし!・・;(青ざめ)