第8章 出会い【アレン】
もう7月末…
師匠に金づちで気絶させられてから、もう3か月…
はあ…
にしても、よくこんな所に建てたもんだ。
エクソシスト総本部、黒の教団……
そう思いながら、僕は門番の検査を受けていた。
が…
門番「こいつアウトおおおお!!!;」
アレン「へ!?;」たらたら
門番「こいつバグだ!
額のペンタクルに呪われてやがる!
アウトだアウト!!
ペンタクルはアクマのマーク(印)!
こいつ、奴等の…
千年伯爵のカモだあああ!!!」
アレン「んなっ!?;」
『スパイ侵入!スパイ侵入!!』
そんな警報が鳴る中
僕はただただ唖然となるばかりで、思考が追いついていなかった…
リーバー「おい、城内のエクソシストは」
65「大丈夫じゃ」
リナリー「神田と恵土がもう着いたわ」
神田「一匹で来るとは、いー度胸じゃねえか」ギラ
え?
なんか抜刀してる!?;
アレン「殺気!?;)
ちょっ!ちょっと待って!!
何か誤解されて…」
!!
ざんっ!!
斬りかかってこられて
咄嗟にイノセンスを発動させて防御した…けど
何で、傷が!?
アクマの砲弾でもビクともしないのに、たった一撃で!?
まさか、あの刀…
神田「…お前、その腕は何だ?」
アレン「対アクマ武器ですよ。
僕はエクソシストです」
神田「何?
門番!」
門番「びく!!)いあっ!でもよ!
中身が解んねえんじゃしょうがねえじゃん!
アクマだったらどうすんの!!」
アレン「僕は人間です!
確かにちょっと呪われてるけど立派な人間ですよ!!」ぽかぽか
門番「ぎゃあああ!;
触んなボケええ!!;」
ぎゃーぎゃー