第7章 出会い【ロード】
話そうとすれば…
途端に、あの光景がよみがえってきた。
どこまでも広く
澄み渡る緑の高原で、追いかけ合っていた。
あれは…誰?
トゥルー「うふふ。
ほら、早く!
ラースラ。ジョイド。
置いてっちゃうわよ~^^♪」
ジョイド「待てって!」
たったったっ!!
恵土『ドキッ!)!!//
…この胸の高鳴りは、何だ?』
胸を押さえて考える中、目の前を通り抜けていった。
私の身体がそこにないように、すっと…
当然か、過去のことのようだし。
ラースラ「待ってよ、トゥルー様!//(微笑」
トゥルー「置いてくわよ!ラースラ^^」
ジョイド「ちょっとは待ってあげようぜ?」
トゥルー「これも修業よ^^
負けたらジョイドのおごりねー!♪」にこにこ
ジョイド「ひでえ!;」
トゥルー「うふふ^^♪」
にこにこと笑いながら、走る女性は…
どこか、知っていて……
どこか違っていて…
昔、そんなことをしていたような…
途方もない、遠い昔の感覚に飲まれていく。
そんな…感じがした。
トゥルー「ロード!^^」
ロード「お母さん!」
トゥルー「まったくもお。
生みの親は違うわよ?」
ロード「知ってるよー?
僕を産んですぐ、死んじゃったんでしょ?
でもね、僕にとってはお母さん!(ハグ)
だーいすき!^^♪」ぎゅうう
そう、頬をすりつけるような抱擁は…
あの時の、ロードと全く同じだった。