第7章 出会い【ロード】
…どう、なってる?
私…
今、なんて……?
自分であって、自分じゃない違和感
不思議な感覚…
それが、全身を包み込んでいるように感じた。
ロード「ぱあ)
トゥルー様の声だ!」キラキラ
恵土「あなたたちに、声をかけたかった。
でも…
危険にさらすわけにはいかなかったから」落ち込んだような表情
ロード「んーん。
こうやって
会って、話せてるだけで嬉しいよ」微笑
そう微笑みながら、ロードは抱き締めてきた。
その時、その頬に伝う涙が見えた…
恵土「ハートは、今の所いない。
ただ…中央庁が怪しい。
どちらにせよ、私たちが狙われているのに違いはないわ。
お願い…
気を付けて」心配そうな表情
ロード「そっかあ。
内部から、守ろうとしてくれてたんだね。
ハートから、守ろうとしてくれてたもんね。昔から^^」ぎゅう&すりすり
その頭を撫でながら…
恵土「…ごめんね。
随分と、待たせてしまって」涙
ロード「大丈夫だよ。
だって…いつでも会えるもん^^」涙
涙ながらに抱き締め合う中…
私の中にも、感情が込み上がってきた。
愛おしく想っていたこと。
とても、大事にしていたこと。
トゥルー『私たちにとっての『夢』…
名は、ロード』
名付け親だったこと…
トゥルーにとっても、ロードにとっても
互いが、とても大切な人なのだと気付くのに
そう時間はかからなかった。