生徒会室は寵愛の鳥籠(ONE PIECE長編学園パロ)
第20章 ハートに鎖(*)
濡れそぼった入り口に、ゆっくりと指を這わせた
数時間前に無理矢理暴こうと宛てがわれたせいか、入り口周囲の皮膚が薄っすらと赤くなっている
その部分を撫でるようにほんの少しだけ指先を埋め込むと、途端に深く咥え込もうとうねるように媚肉が蠢いた
しかしそんな動きに反してローはそれ以上指を動かそうとはしない
「なん、で?」
「言っただろう、覚悟しろと」
「や…だァッ」
「こっちは散々焦らされたんだ、これくらいで根を上げられちゃァ困る」
ローはいつものように意地悪な笑みを浮かべてセナを見下ろす
決してそれ以上押し進めることなく、しかし引くこともせずに浅い部分で円を描くように指を動かした
それだけのことにも更に湿り気は増し、クチクチと卑猥な音を響かせる
「ンン、ふっ…ぅ、ァ」
「腰が揺れてるぞ」
「ッだっ、て…!」
そうさせているのは、ローだと分かっているはずなのに。目の前に居る当の本人は至って愉しげに笑みを浮かべているだけ
セナは恥ずかしさと悔しさに唇を噛み締めて睨みつけてみるが、効果は全くないようだ
それどころか今度は浅く指を抜き差しするように動かされ、もどかしさに気が狂いそうになる
すると腰つきも無意識のうち大胆になってゆき、ほんの一瞬挿し込まれる指先を誘おうと大きく揺れた
「…ッア、も、お願い…」
体内を巡る熱が、行き場を無くして暴れ狂いそうだ
生理的に浮かぶ涙を湛えた瞳で、目の前の愉しそうにしている彼に懇願する
「お願いだけじゃ、分かんねェなァ?」
「ッツ…!意地悪、ッしない、で?」
「意地悪とは心外だ。…これが欲しかったんだろう?」
「ッひ、アァッ?!」
人差し指と中指の二本が一気に秘所へと突き立てられると、感じる部分を抉るように擦り上げた
更には親指が軽く膨れ上がった蕾に宛てがわれ、弾くように何度も上下される
「ふ、ッく!だ、め…ッ、ヒぁあ!!」
極限ギリギリまで高まっていた身体は、強すぎるほどの刺激を一気に受けて大きくしなった
外側に突き立てられたローの腕が無ければ、ソファから落ちていたかもしれないほどの衝撃の強さ
この一瞬で何度達したか分からないセナは、目の前がチカチカとスパークして、意識が飛びそうになるけれど
「っ、ンぅうっ!!」
それを許すまいと意識を繋ぎ止めるように、断続的に刺激が与えられる